あまり興味のなかった令和元号ですが、実際に始まってみると、 今カバラの勉強を始めたばかりできっかけをくれた小西温子さんか らのメールにいろいろ書かれていることをおもしろく読みました。 1部引用してメモしておきます。
新元号は令和。
その序文は次のものです。「初春の令月(れいげつ)にして、 気淑(よ)く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後( はいご)の香を薫す」 日本の古典が出典となった初めての元号には、月や風の美しさや、 その奥に広がる響きが感じられます。
新元号の令和に感じた3つのことをお伝えさせて頂きます。
まずは、「梅」というキーワードです。「梅」と聞いて、 明治末に興った大本教という神道系新宗教の言葉が浮かんできまし た。 その言葉は次のものです。「三千世界一度に開く梅の花、 艮の金神の世になりたぞよ。 神が表に現れて三千世界の立替え立直しを致すぞよ」です。
国常立神の治世はあまりに厳格だったため、 八百万の神々の反感をかい、艮の方角(鬼門) に封印されたと伝わります。
しかし、時満ちて、再び時節至りし時、国常立神は復活し、 体主霊従の世界から霊主体従の世界へと大変換が起こり、地上天国 が実現するとされています。
この地上天国という理想世界は「水晶世界、松の世」 とも表現されています。
先の大本教の言葉には次のような続きがあります。
「梅で開いて、松で治める神国になりたぞよ。
日本は神国。
この世は神がかまわなゆけぬ世であるぞよ」です。
私は新しい令和という時代に、日本の国祖神、 国常立神の復活を感じました。
次なる時代は、根源(自然) エネルギーや神による愛に基づく立替え立直しを経て、 理想世界が実現するのを感じます
出典の「梅花の歌三十二首」から、32という数字を感じました。
私は32という数字から、 いよいよ33の宇宙意識に突入する直前の流れを感じます。
最後は、令という字の意味です。
令は、「神さまの声を聴く」ことを意味し、
「大いなるものの意志として与えられるもの」を令というのだそう です。
令は神の神託を受けて、神意に従うことを表し、令は「命」 という字の元なのだそうです。
まさに令は、「大いなるものの意志に従う、謙虚な姿勢、 受け取る、命」を意味し、和をもたらすことを表していると言える のです。 また、令は0(レイ、ゼロ)であり、霊(レイ)、禮(レイ)、 礼(レイ)にも通じ、何か一本筋の通った柱のエネルギーを感じま す。
日本は言霊の国であり、国民は、 言葉に宿る霊力を意識しています。
言葉の力で現実が動くことを信じているのです。
こうした日本の元号の言霊には、絶大なる力があります。
1つの時代に与えられた言霊の力によって、 時代が大きく動いていくのです。
令和は新しい時代を表す言霊です。
5月1日から始まる令和の時代は、 人々の集合意識や現実を大きく変えてゆくでしょう。
新時代は「努力してつかみ取る、達成するやり方」 はうまくいかなくなり、今まで以上に「神の意志を受け取り、 動かして頂く在り方」が主流になると思います。
自分一人で孤立奮闘したり、競うことではなく、 自然や他者や大いなるものとのつながりや、 互いが協力し合う調和の在り方の中でしか物事が具現化しなくなっ ていくのを感じています。
また、本当の自分という個人レベルのことだけでなく、「 日本人全体としての本質」に戻りゆく流れが進んでゆくでしょう。
私たちはかつて自然と共に生き、その大いなる声を聴き、 大自然という書物を読むことができました。
古き良き時代は、その生きた叡智につながっていたのです。
生きとし生けるものと、愛によってひとつに結ばれていた時代は、 平和、調和、令和があったと思います。
過去に置き去りにしてしまった霊力(感覚、感性)を、 もう一度令和によって取り戻し、地上に平和と調和をもたらしてい くことになるでしょう。
とにかく、令和が意味する在り方がとても大事になります。
和は、すみずみまであまねく照らし、国民が明るく、 すべての国が仲良く和する流れ、 平成は、岩戸開きが成され、国の内外、 天地共に平和が達成される流れでした。
そして令和は、神の意志を受け取り、それに従い行動し、新たな「 命」を生きる流れとなります。
昭和の横のライン(すべてをフラットにする働き)
平成の縦横のライン(内外、天地を結ぶ働き)
令和の縦のライン(大いなるもの、神、高次元から受け取る働き) につながって、自分の霊力(感覚、感性) を取り戻していきましょう。
れいわ 24+5+7=36
36 引き受ける 発信放射
消失し伝わるものの調和